【百名山完登】立山100座目!感動の授与式と大雨撤退の記録|入山予約・費用まとめ

日本百名山
大汝山山頂にて——てんじんやまさんから受け取った、忘れない百名山完登の証

こんにちは、ゼロです🐾

ついに、ついに……!念願の日本百名山100座目を立山で達成してきました〜!

温かい友情に涙したサプライズ、そして山での激しい嵐……!最初から最後までドラマと笑顔がいっぱいつまった、最高の2泊3日の旅日記です。時系列でゆったり振り返っていくので、ぜひ一緒に歩いた気分で読んでいってくださいね♪

後半には、これから立山に登る方向けに、入山予約や費用、持ち物のリアルな情報もまとめています。


1日目:欲ばりすぎた!?10.87kg+水2Lの悲鳴からスタート

富山側の立山駅からバスに揺られて室堂へ。
車窓から見える豊かな緑、遠くに佇む剱岳のカッコよさに「わぁ〜!」とテンションは上がりっぱなし!室堂に着くと、エメラルドグリーンのミクリガ池や、一面に広がるチングルマの綿毛の群生が出迎えてくれました。

しかし!今回の私は雷鳥沢キャンプ場でのテント泊。
早朝4:41の時点でザックの重さは10.87kg
「山でも美味しいものが食べたい!」という欲のままに詰め込みまくった結果、リュックのファスナーすら閉まらない状態に(笑)。

早朝4:41、まさかの10.87kg。欲張りすぎたザックの重さが数字に出ました
詰め込みすぎて悲鳴を上げるリュック(笑)
パンパン!ザック重量(水抜き)ゼロ(左):10.87kg Gyunta(右):15.81kg 緑のザックからはビールの匂いがプンプンします(^^)

今回は装備も新調しました。トレイルシューズはアルトラのローンピーク9+。

新調したアルトラ ローンピーク9+

さらに室堂の水汲み場で2リットル(2kg)の水がプラスされて、もう「重いの何のって!」と思わず悲鳴をあげながら雷鳥沢キャンプ場へ向かって下っていきました。

室堂の水汲み場は今日も大盛況。ここで2Lプラスされ、ザックはさらに重量アップ
雷鳥沢キャンプ場が見えてきた!ひと足先に見下ろすGyuntaさん
夕方、霧に包まれ始めた雷鳥沢キャンプ場。まだ明るいのに、幻想的な雰囲気

この日の夕食では、念願だったメスティン炊飯に挑戦。ダイソーの固形燃料を使った、いわゆる「自動炊飯」というやつです。実は事前に自宅で3回も練習していたのですが……本番はなぜか思うように炊けず。標高のせいで沸点が下がっていたのが問題だったかもしれません。家で出した味には及ばない仕上がりになってしまいました(笑)。

夕方は雨が降ってきたので、美味しい夕飯を食べて早めに就寝。いよいよ明日は完登アタックです!

念願のメスティン炊飯にチャレンジ。家で3回練習したはずが、標高のせいか本番はイマイチな仕上がりに(笑)
テント脇でのんびり夕食タイム
夕立が上がり、青空が戻ってきたキャンプ場で

2日目(前半):大汝山で100座達成!感動の認定書&夫からのサプライズ手紙

2日目の朝、雷鳥沢キャンプ場を出発して一ノ越へ。
ここで、遠方から駆けつけてくださった日本百名山Tシャツ協会 会長のてんじんやまさんご家族と合流!一緒に雄山を目指して登ります。

いよいよ完登アタックの朝。振り返ると、昨夜過ごした雷鳥沢キャンプ場と立山の山々が
一ノ越山荘に到着。気になるメニュー看板をパシャリ

雄山山頂で参拝をして記念撮影をしたあと、いよいよ我が家の100座目ゴールと決めていた立山最高峰「大汝山」へ!

「ついに、日本百名山100座達成ーーー!!!」

山頂では、てんじんやま会長からなんと「百名山達成の認定書」を授与していただきました!そしてさらに、相棒でありバディであり夫であるGyuntaさんから感動のお手紙が読まれるというサプライズまで……!
てんじんやまさんからは「高級ホテルのラウンジ」から漂ってくるような素敵な香りの扇子もいただき、あまりの温かさに胸がいっぱいになりました。

その後、てんじんやまさんご家族とお別れし、大汝小屋でランチタイム♪
「大汝カレー」と「大汝うどん」をそれぞれ美味しくいただきました。……が、食べている最中に外はなんと大雨に!

大汝休憩所でひと休み。石油ストーブの温もりにほっとしました
具だくさんの大汝カレー。どこか海外の山小屋のような雰囲気の器も素敵でした

2日目(後半):激しい雷雨と撤退、そして極上の温泉&恐怖の嵐の夜

待っても雨が止みそうにないため、ベースキャンプの雷鳥沢へ下山することを決意。
途中、大粒の雨で登山道が沢のようになり、靴が完全に水没するほどの激しい雨と雷に見舞われました。
富士ノ折立は、大雨と深い霧でルートが全く見えず、雷も恐怖を感じるレベルになったため、山頂は諦めて安全第一で撤退!真砂岳の登頂も諦め、ひたすら雷鳥沢を目指しました。

なんとかキャンプ場に到着し、しばらくすると、うれしいことに雨が上がってくれました。
濡れた雨具などを拭いたり乾かしたりしてひと息ついたあと、楽しみにしていた雷鳥沢ヒュッテの温泉へ!
しっかり身体を温め、窓から見おろすと自分達のテントを発見。我が家を眺めてニンマリ。

源泉掛け流しの雷鳥沢温泉へ。冷えた身体にしみわたりました

夕飯には、100座達成のお祝いに持っていった尾西の「お赤飯」とアマノフーズの「豆カレー」を食べましたが、これが感動の美味しさ!
片付けと歯磨きを済ませて寝る準備をしていると……なんと外は再び恐ろしいほどの大雨と雷、そして暴風に!
テントの中で寝っ転がりながら、激しく揺れる室内と雷の光、凄まじい雨音を撮影したのが、こちらなのです(笑)。

▶︎【恐怖】テントが激しく揺れる…!大雨と雷に見舞われた立山・雷鳥沢の夜

3日目:TJAR観戦と、無事の下山!

一晩があけて3日目の朝。昨夜の嵐が嘘のように、静かな朝を迎えました。冷えた身体には、あたたかい味噌汁が本当に沁みます。

嵐の一夜が明けて。あたたかい味噌汁が沁みる朝でした

テントの中を見ると、荷物が……。

テント内はこの通り(笑)カオス!

なんとかテントを撤収し終えたものの、リュックは相変わらずパンパン。食べきれなかった食料が、しっかりそのまま残ってしまっていました。

なんとかテントを収納。食べきれなかった食料でリュックは相変わらずパンパンです。緑のリュックには余ったビール500mlが入っているのは秘密です。

荷物は室堂のコインロッカーにデポして、身軽になって出発。この日はなんと、トランスジャパンアルプスレース(TJAR)の観戦です!

荷物は室堂のコインロッカー(400円)にデポして身軽に

一ノ越から雄山の区間で、過酷なレースに挑む選手たちに熱い声援を送りました。前日、感動の100座達成を迎えたあの雄山を、今度は選手たちを応援するために再び歩きます。

前日、みんなで100座達成を喜び合った雄山山頂。TJAR応援のため再び通過します

沿道では、力強く駆け抜ける選手たちの姿を間近で見られて、すごくパワーをもらいました!

17番の選手、まだまだ元気!沿道は温かい声援でいっぱい

応援を終えたあと、ゆっくり下山。
こうして、ドラマと試練がぎゅっと詰まった2泊3日の立山山行が無事に終了しました。


これから立山に登る方へ|アクセス・費用・持ち物まとめ

立山は「入山の仕組みが独特」で、事前に知っておくと当日バタつかないポイントがいくつかあります。今回の実際の記録をもとにまとめました。

■アクセス(立山駅まで)

自家用車で立山駅へ移動し、立山駅周辺マイカー駐車場(P5)(無料)を利用しました。平日8時の時点で、駅に近いP1〜P4はすでに満車。時間に余裕を持って向かうのがおすすめです。

駐車場の空き状況は、以下のサイトでリアルタイムに確認できます。

■立山黒部アルペンルート(立山駅→室堂)

立山駅からはケーブルカーとバスを乗り継いで室堂へ向かいます。

  • 立山駅〜美女平:ケーブルカー
  • 美女平〜室堂:バス
  • 料金:7,380円/人(往復)
  • 所要時間:概ね1時間

詳細・時刻表は公式サイトをご確認ください。

■雷鳥沢キャンプ場

かなり広めのキャンプ場です。

■雷鳥沢ヒュッテ 日帰り温泉

  • 営業時間:10時〜19時
  • 料金:1,100円/人

大雨で冷えた身体には、この温泉が本当にありがたかったです。テント泊でも日帰り入浴できるのは大きな安心材料になります。

■室堂のコインロッカー

TJAR観戦など身軽に動きたい場面では、室堂のコインロッカー(400円)に荷物をデポするのが便利でした。

■持って行ってよかったもの

今回大活躍したのがセームタオル(吸水セーム)。結露や大雨で濡れたテント内・装備をこまめに拭き取るのに使いましたが、ぎゅっと絞ればまた吸水できる優れもので、荒天テント泊にはかなり心強い相棒でした。

■反省点:食料は詰め込みすぎ注意

正直にいうと、「山でも美味しいものを食べたい」という欲が先行して食料を詰め込みすぎました(笑)。結果、私、ぜろのザックが10.87kgという重量に……。もう少し絞ったメニューでも十分だったな、というのが正直な反省点です。これからテント泊で挑むときは、食料計画は少し引き算する意識でちょうどいいかもしれません。

■さらに詳しい記録はこちら

今回の山行の詳細なコースタイムやGPSログは、相棒のGyuntaさんがヤマレコにまとめてくれています。あわせてチェックしてみてください。


最後に

思えば、最初は私の趣味から始まった登山でした。
体調がよくない日もあったし、喧嘩しながら登った日も、小競り合いしながら歩いた日もあったけれど、どんな時も隣にGyuntaさんがいてくれたからこそ、こうして二人で100座完登の日を迎えることができました。

遠くから駆けつけて素敵な授与式をしてくださったてんじんやまさんご家族、山頂でお手紙をくれたGyuntaさん、そして応援してくださったみなさん、本当にありがとうございました!

まだまだ二人でガチャガチャした賑やかな登山が続きそうですが(笑)、これからの「人生のトレイル」も「明るく・楽しく」一歩ずつ歩んでいきたいと思います!

末永くよろしくお願いします♪

Mahalo!
ゼロ

下山後は、富山名物「ますの寿司」で二人乾杯。3日間の疲れも吹き飛ぶ、最高のお祝いディナーになりました。

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