鹿島槍ヶ岳|柏原新道IN・OUTで冷池山荘泊、霧の中にオコジョと絶品ピザに出会う旅【百名山99座目】

日本百名山
冷池山荘の入口

こんにちは!「ゆるマップ」へようこそ!

ついに……やってきました!
私たちがずっと目標にしてきた百名山、今回は記念すべき99座目となる鹿島槍ヶ岳へ登ってきました。

あいにくの天気予報だったけれど、「とりあえず、行ってみよう!」とワクワクしながら出発した今回の山旅。実は道中、思いがけない可愛い生き物との出会いもあったんです。霧に包まれた幻想的な風景、そして下山後に味わった熱々ピザの感動まで、たっぷりお届けします♪

【今回の山旅メモ】
・日程:2026年7月27日(月)〜28日(火)1泊2日
・コース:柏原新道登山口 IN・OUT/冷池山荘泊
・天候:1日目 曇り&霧/2日目 曇り一時晴れ→雨
・総距離:約21.8km/累積標高上り2,347m・下り2,344m
・駐車場:柏原新道登山口すぐの「三角パーキング」(約30台・仮設トイレ2基あり)
・詳しいコースタイムはGyuntaさんがヤマレコにまとめてくれています → ヤマレコ記録はこちら
 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-10046125.html

■1日目:歩きやすい柏原新道から、冷池山荘でのまったり時間へ

北アルプス爺ヶ岳柏原新道登山口 鹿島槍ヶ岳はこちらから今回登ります。

登山口からの柏原新道は、噂通りとっても歩きやすい登山道!延々と登り坂が続くものの、角度は比較的緩やかで石段もしっかり整備されているので、いつもより体が楽にスムーズに標高を上げていくことができました。

ただ、この日はあいにくの深い霧で視界は真っ白なベールに包まれたまま。途中にある「爺ヶ岳」も、登りのときはその姿がまったく見えず……。「せっかくの名峰なのに残念だな〜」なんて思いながら、初日の宿泊地である冷池山荘へ到着しました。

冷池山荘の入口

今回はありがたいことに3人部屋を2人で使わせていただけて、個室気分でゆったりリラックス!小屋に着いてからは、いつものように体を拭いてリラックス着に着替えました。

冷池山荘での今回の割り当てられた部屋はこちら。結果、3人部屋を二人で使わせていただきました。

実はこの山行の前日、白馬駅の近くにあるパタゴニアに寄って、小屋でくつろぐときにも使える「テルボンヌジョガーパンツ」を購入したんです!さっそく着用してみたら、テロテロした生地がすごく着心地良くて……。やっぱり、山でのリラックスタイムは楽ちんな服が一番ですね。

ちなみに今回は1泊2日の小屋泊ということもあり、乾燥室を信じて着替えのTシャツはあえて持ってきませんでした!アンダーウェアはいつものファイントラックで、汗もすぐに乾くのでそのまま。Tシャツは一旦脱いで乾燥室で乾かしたら、またすぐに着用です。その間は、上にワークマンのフリースを着てユニクロのウィンブレを羽織っていました。

行動食で余ったおにぎりをお昼ご飯として食べます。Gyuntaさんはコーンスープ。ゼロは味噌汁。

まだお昼頃だったので、談話室でおにぎりの残りをパクッ。冷池山荘はお水が1ℓ無料(宿泊者名簿を事前に記入・持参するとさらに0.5ℓ無料)でもらえます。
お湯は500mlで180円で購入できます。そのお湯を使って私は持参の味噌汁を、Gyuntaさんはコーンスープを飲んでホッと一息。体が一気に温まりました。その後もお湯を追加で購入し、今度はドリップコーヒーを淹れておやつタイムを満喫♪

山で飲むドリップコーヒーは最高の贅沢だなぁと感じる今日この頃。

ひと息ついたあとは、小屋の隣にある「冷池」へ行ってクロサンショウウオの観察に挑戦!じっくり探してみると……ちゃんといました!ちょっと分かりづらかったけれど、見つけられて嬉しかったです😅

クロサンショウウオを探すGyuntaさん光の反射と老眼で見つけるのが大変。

ちなみに、夏山の山小屋でたまに見かける「越冬ビール」を楽しみにしていたのですが、なんと1〜2週間前に売り切れてしまったとのこと……。残念。。。

冷池山荘の食事

そして楽しみにしていた17時からの夕飯は、ご飯と味噌汁に加えて、ロールキャベツ、赤魚、しゅうまい、とんかつ、パスタ、卵焼き、漬物、煮豆、山菜の佃煮、そば、さらにゼリーまで……!と、ちょっとずつですが、たくさんの種類が並んで山小屋さんの愛を感じることができました!しかも、ここのお米がすごく美味しくて、「お米が美味しいって幸せだな〜」としみじみ噛みしめました。施設は古めながらもスタッフさんが気さくでフレンドリー、清掃も行き届いていて居心地の良い山小屋でした。

お腹も心も満たされたあとは、夜7時くらいに就寝。なんとこの日のApple Watchの睡眠スコアはなんと「91点」の高得点で、翌日に向けてしっかりパワーをチャージできました♪

■2日目:布引山からの道でオコジョに遭遇!いざ山頂へ

冷池山荘を出てすぐは星が綺麗だった。晴れることを期待して歩き出した。が、、、
ヘッドライトをつけて歩き出しました。後ろを振り返ると、昨日は全容が不明だった爺ヶ岳の北峰、中峰、南峰が見えた。

翌朝は3時前に起床し、4時からヘッデンをつけて出発!歩き出すと空には星がキラリと輝いていましたが、布引山山頂あたりまでは周囲の景色が見えたものの、鹿島槍ヶ岳へ向かう道中で景色はまた白い霧に包まれてしまいました。布引山の中腹まではせり出したハイマツの間を歩くので、朝露で足元やウェアが濡れやすいのもこの区間の特徴です。

そんな中、布引山から鹿島槍ヶ岳へ向かう途中で、なんと奇跡的な出会いが!Gyuntaさんが「なんかおるっ!」「オコジョがおるぅううう!」と声をあげたんです。

【鹿島槍ヶ岳】真っ白なガスの中……ひょっこり現れた小さな天使にメロメロ
予定していた景色はどこへやら、見事に真っ白なガスに包まれた鹿島槍ヶ岳の稜線。布引山から南峰へと足を進めていたその時、モヤモヤのなかにピョコッと現れてくれたのは……なんと、とってもキュートなオコジョさん!視界ゼロの曇天も一気に吹き飛んでしまう...

私も慌ててキョロキョロしてみたら、岩岩したところにチョロチョロ動く物体が!岩と岩の間をチョコチョコ出てきて、まるでモグラ叩きゲームのモグラのような動きをするんです。もう本当に可愛い小さい生き物で、オコジョの愛らしさにすっかり心を奪われてしまいました。

ガスで包まれている山頂。鹿島槍ヶ岳頂上とわかるのは山頂標識があるおかげです。

そんな癒やしをもらいつつ、目的地の鹿島槍ヶ岳山頂(南峰)へ到着しましたが、山頂はやっぱり視界不良。しばらく粘ってみたけれど晴れる気配はなかったので、潔く下山することにしました!

■種池山荘の絶品ピザと、雨の中の無事下山!

楽しみにしていた種池山荘のピザ祭りのピザ!お焼きたてのピザや熱々のチーズがとろけて美味しい!

冷池山荘に戻り、荷物をまとめて種池山荘へ向かいます。途中は爺ヶ岳(標高2,669m)を越える区間で、ザレた箇所はあるものの比較的安全で歩きやすい道でした。後ろを向けば遠ざかる冷池山荘、前を見れば近づいてくる種池山荘の姿がしっかり見えて、どちらも良い目標になりながら楽しく歩けました。

そして、種池山荘に到着した途端、外は大粒の雨がバタバタと降り始めました!間一髪で雨を避けられた小屋の中でいただいたのは……下山の楽しみだった熱々のピザ!

朝から冷たいおにぎりを食べて少し冷えていた体に、焼きたてチーズのピザが染み渡る〜!あまりの美味しさに、あっという間に1枚ペロリと完食しちゃいました。さらに嬉しいおまけも。コーラ好きのGyuntaさんが、賞味期限切れで少し安くなっているコーラを発見して大喜び!ちょうどこの時期は、前年の売れ残りが値下げされて手に入るギリギリのタイミングなんだそうです。ラッキーな掘り出し物でした(笑)。やっぱり山小屋での温かい食事は最高のご褒美ですね。

エネルギーが満タンになったおかげで、雨の中でも元気いっぱい下山!柏原新道は段差の少ない歩きやすい登山道だったことも、本当に助かりました。

■今回かかった費用まとめ

・冷池山荘 宿泊費:15,200円×2名=32,600円
・お弁当代:ちらし寿司1,400円+おにぎり弁当800円=2,200円
・お湯代(量り売り):500ml×180円×4回=720円
・種池山荘 ピザ:1,600円×2枚+コーラ350円(賞味期限切れの掘り出し物)=3,550円
・後泊(緑翠亭景水):11,485円(大人2人素泊まり)+入湯税700円(2名分)=12,185円
・駐車場:無料(三角パーキング)
・トイレ代:200円×3回=600円
・高速代:7/26 三条燕→糸魚川 2,510円/7/29 糸魚川→三条燕 3,590円=6,100円
・ガソリン代:後日追記予定

合計(ガソリン代除く):57,955円(2名)/一人あたり約28,978円

※ガソリン代はクレジットカード明細の反映を確認後、追記します。

■まとめ

こうして、雨の中でも無事に99座目の山を歩ききることができました!

スッキリ快晴とはいかなかったけれど、霧の幻想的な雰囲気、オコジョとの心温まる出会い、そして温かい山小屋のご褒美ピザまで、大満足の山旅になりました。

後泊のお宿では19時には爆睡していました。3時に起きて、4時から歩いていたからもう限界。
西友大町店で買い込んだ、99座目無事登頂のお祝い。とんかつ、焼きそば、カツ丼、お寿司、お刺身、漬物。完食!

下山後は大町温泉郷エリアの「緑翠亭景水」で後泊。アゴダ予約で大人2人素泊まり11,485円(+入湯税700円/2名分)とは思えない豪華なお宿で、疲れた体をゆっくり休めることができました(車で9分ほどの西友大町店で買い出しも便利です)。日帰り温泉なら、小屋でも紹介されていた「湯けむり屋敷 薬師の湯」もおすすめだそうです。

そしてついに、次はいよいよ百名山100座目!長い道のりの集大成となる山行を、今からワクワクしながら計画しています。ぜひ楽しみにしていてくださいね。

宿泊は素泊まりだったので、朝ごはんは車で3分程度の場所にあるパン屋さん、『パン・ド・カンパーニュ』で。森の中のテーブル席で朝ごはんをいただきました。
パン・ド・カンパーニュの店内

Mahalo!

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