こんにちは、ゼロです🐾
今回は少し番外編。八幡平・秋田駒ヶ岳・森吉山という「ゆる登山3座」に、ずっと気になっていた玉川温泉でのプチ湯治を組み合わせた、2泊3日の遠征に行ってきました。
まずはこの記事で、玉川温泉そのものの体験をレポートします。3座それぞれの登山記録は、また別記事でどうぞ。
玉川温泉ってどんなところ?
玉川温泉は、日本屈指の強力な酸性泉(pH1.2)で知られる秘湯。単一源泉としては日本一の湧出量を誇り、高い湯治効果を求めて全国から湯治客が訪れます。
宿泊棟は素泊まりの「自炊部」と、2食付きの「旅館部」に分かれていますが、今回は自炊部が満室だったため、朝夕2食付きの旅館部に2泊しました。

青森ヒバの湯船と、酸っぱすぎる飲泉

※浴室内は撮影禁止のため、お風呂そのものの写真はありません。文章でお伝えします。
館内のお風呂は青森ヒバでできた湯船。ヒバ材は酸に強いそうで、木の湯船・床・天井まですべて木のぬくもりに包まれた、これぞ温泉という風情です。お湯にも種類があって、源泉100%と源泉50%の立ち湯、それに箱蒸しもありました。強酸性のお湯なので、まずは薄めのお湯から試すのがおすすめです。
アメニティはシャンプー・コンディショナー・洗顔料・ボディソープが完備。脱衣所には化粧水と乳液も置いてあり、私はありがたく化粧水を使わせてもらいました。
玉川温泉はなんと飲泉もできます。ただし本当に酸っぱいので、ほんの少量を水で薄めて飲むという方法での飲泉になります。試してみましたが、想像以上の酸っぱさでした(笑)。
お隣「新玉川温泉」にも無料で入れる

実は玉川温泉と新玉川温泉はお風呂の行き来ができて、宿泊客は無料で新玉川温泉のお湯にも入ることができます。泉質は同じとのことで、2日目に実際に行ってみました。
造りは同じく木造で雰囲気もよく似ていますが、唯一の違いは新玉川温泉には露天風呂があること。施設自体も新玉川温泉の方が新しいので、脱衣所などはこちらの方がきれいでした。ただ、泉質自体は同じ源泉から引いているとのことで、入ってみても正直大きな差は感じませんでした。
やはり、この後にご紹介する研究路の天然岩盤浴が、玉川温泉エリアで一番パワーを感じる場所だと思います。
本命は、研究路の「天然岩盤浴」だった

お風呂はお風呂でとても良かったのですが、今回一番強烈な体験だったのは、玉川温泉研究路にある天然岩盤浴です。
営業時間は朝6時から夕方5時まで。朝6時に開場するのですが、警備員の方が鍵を開けてくれるのを、6時前からすでに並んで待っている人がいるほどの人気ぶりでした。この日も結構混雑していて、並んでいたおかげで小屋の中で岩盤浴をすることができました。小屋の中だけでなく、お湯が湧いている通路沿いで岩盤浴をしている人も多く見られ、実際に通路の足元を触ってみるととても温かかったです。みなさん思い思いの場所で、岩盤浴をしていました。

そのあとは旅館の内湯で軽く汗を流し、朝食ビュッフェへ。部屋に戻って、洗濯機を回している間に、なぜか急に倦怠感が出てきて、思わずベッドに横になってしまいました。食べ過ぎもあったかもしれませんが、その後は頭痛も出てきて、明らかに「温泉の反応」が体に出てきた感覚がありました。
この日は昼から森吉山への軽いハイキングを予定していたので、10時にチェックアウトしてGyuntaさんの運転する車の助手席へ。頭痛は残ったままでしたが、だんだん和らいできたので、そのまま予定通り森吉山へ向かいました。
刺激の強い岩盤浴でしたが、それだけに一番パワーを感じた体験でした。玉川温泉といえば強酸性のお湯が有名ですが、私はこの岩盤浴こそが玉川温泉の真骨頂だと思います。



自然研究路の薬師神社にお参り

2日目には、自然研究路にある薬師神社にもお参りしてきました。もうもうと湯気が上がる荒々しい景色の中にひっそりと佇む神社で、こういう場所には本当に神様がいるんだな、と自然に思わせてくれる空気がありました。

自炊部(湯治部)をのぞいてみた

今回は旅館部に泊まりましたが、自炊部(湯治部)のキッチンやダイニングスペースにも足を運んでみました。宿泊している方々がそれぞれ料理を作ったり、ダイニングでくつろいだりしていて、みなさんとてものんびり過ごしている様子。また、お食事中の方がいたので、画像はありませんが、使い心地の良さそうな椅子とテーブルがあるダイニングが数ヶ所ありました。
私たちは今回、登山に持っていくお昼のおにぎりを電子レンジで温めるためにこのキッチンを借りたのですが、実際に自炊しながら滞在している方々を見て、これはこれでとても良さそうだなと思いました。というのも、私たちのようにビュッフェスタイルだとつい食べ過ぎてしまうタイプは、自炊部で自分の分だけ節度ある食事を用意した方が、胃腸もしっかり休められそうだからです。
売店には小さなコーナーに野菜や豆腐、お肉などが売っていたので、いざとなればそこで調達して調理することもできます。ただし食器やカトラリー類は備え付けがないとのことなので、泊まるなら食器と箸を持参する必要があります。食材は家から持っていくか、途中で買い出しをしてから行くと良さそうです。
次回玉川温泉に来ることがあれば、この自炊部に泊まって、朝いちばんで自然研究路の天然岩盤浴に通う、という湯治スタイルを試してみたいと思っています。

新潟の名湯と比べてみると
私は新潟在住なので、地元の名湯・五頭温泉郷にある出湯温泉ともつい比べてしまうのですが、お湯そのもののパワーで言うと、出湯温泉の方に強さを感じます。玉川温泉は「お湯」というより、この岩盤浴という体験全体でパワーを感じさせる温泉なのかもしれません。
湯治×登山、2泊3日のルーティン
今回の滞在は、こんなシンプルな繰り返しでした。
- 山から下山 → 宿でお風呂 → ご飯 → もう一度お風呂 → 就寝
- 起床 → お風呂 →朝食 → 山へ出発
このルーティンが体にも心地よく、「プチ湯治×ゆる登山」という組み合わせの相性の良さを実感した3日間でした。
まとめ

強酸性のお湯と天然岩盤浴、そして飾らない素朴な湯治場の空気。玉川温泉は本物のパワースポットだと感じました。
次回はいよいよ、八幡平・秋田駒ヶ岳・森吉山それぞれの登山記録をお届けします。あわせて、今回の2泊3日でかかった実費もすべて公開予定なので、そちらもお楽しみに。
玉川温泉
https://www.tamagawa-onsen.jp/
新玉川温泉(歴史ある湯治場「玉川温泉」の姉妹館。バリアフリー設備などを備えた山岳リゾートホテル型の宿泊施設)
https://www.shintamagawa.jp

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