【春の中辺路③】車は安心、足は悲鳴!?駐車場確保の裏技と玉砂利に削られる50代のリアル】

山旅・登山記録
満開の桜と、やわらかなレンゲに包まれた大斎原の大鳥居。中辺路・後半戦へ向かう前日、静かな期待を胸にこの景色に立ちました。

こんにちは!ゼロです。

大斎原(おおゆのはら)の大鳥居の桜がちょうど見頃を迎える中、熊野古道・中辺路の後半を歩いてきました!

前半(1日目2日目)に続く後半戦。
今回は少し長くなるので、まずは“後半1日目の前半戦”をお届けします。


拠点確保の裏ワザ!本宮で2泊3日「車デポ」作戦

今回の旅で、最初に悩んだのがこれ。

「2泊3日の間、車をどこに置く?」問題。

前回(前半戦)のときは、大斎原の河原の大駐車場に停めたのですが、
正直なところ……

「プリちゃん(愛車)、大丈夫かなぁ…」

と、ずっと気がかりだったんですよね。

今回はさらに1泊増えて2泊3日。
さすがにちょっと心配。

ということで、前日に本宮入りして、
「熊野本宮観光協会」で直接相談してみました。

すると…

A5の申請用紙に名前や期間を書くだけで、
なんと職員用の駐車場に停めさせてもらえることに!

これは本当にありがたい。

ネットではあまり出てこない情報ですが、
安心して歩けるという意味ではかなり大きなポイントでした。

これで「プリちゃん問題」も無事解決。
気持ちよく前泊へ向かいます。


前夜:川湯温泉で受けた、ちょっとした洗礼

この日の宿は、川湯温泉の「山水館 川湯まつや」。

…正直に言います(笑)

ここはもう、

「安さ重視の宿」でした。

温泉はさすが川湯。文句なしで気持ちいい。

でも、それ以外はちょっとだけ…

「うーん…」となる部分もあり。

ざっくり言うと、
“安かろう悪かろう寄り”な印象です。

とはいえ、

「寝るだけ!」と割り切れば全然アリ。

むしろ、この小さなモヤっとも含めて旅の味ですね(笑)

明日からが本番。
早めに休んで、いよいよ後半戦スタートです

明日のエネルギー、チャージ完了!夫はガッツリのカツ丼、私は春を感じるたけのこご飯。そして何より、食後のいちごが一番のご馳走でした(笑)

1日目:まずは「過去」を浄める旅へ

翌朝は6時35分発のバスで、本宮大社前からスタート。

ここでちょっと嬉しい出来事が。

期間限定で、クレジットカードのタッチ決済を使うとバス代が半額に!
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朝から地味にテンション上がります。


神倉神社でいきなりの洗礼

神倉神社のシンボル、ゴトビキ岩の圧倒的な存在感!朱色の社殿に、名残の桜がそっと彩りを添えてくれました。

最初に向かったのは「神倉神社」。

バスを降りてすぐですが…

いきなりあの石段。

朝イチの体には、なかなかのパンチです(笑)

でも、登りきった先には——

・朱色の社殿
・巨大なゴトビキ岩
・満開の桜
・そして青い海

文句なしの絶景。

思わずGyuntaさんと

「これ、最高のスタートじゃない?」

とテンションが上がりました。

あの急階段を制覇した男の背中(笑)。眼下に広がる新宮の街と海を見渡しながら、Gyuntaさんは何を思う?

💡 ゆるマップ・ポイント
スタンプは上ではなく下にあります!
登り始める前に忘れずに押してくださいね。


熊野速玉大社で前世を浄るひととき

まずはここから。前世の罪を浄める速玉参り

続いては「熊野速玉大社」へ。

熊野三山にはそれぞれ意味があって、

  • 速玉大社:前世の罪を浄める
  • 那智大社:現世の縁を結ぶ
  • 本宮大社:来世を救う

と言われています。
前世のツケ、ここで軽くしておきます
前世のあれこれを、しっかり浄めてもらいました。


「海を見ながら」のはずが…現実は甘くない

絶景だけど修行。玉砂利がこんなに体力を削るとは、この時はまだ知らなかった。

その後、気持ちよく街歩きをしながら
海岸ルートの「王子ヶ浜」へ。

ここで思っていたのは、
「海を見ながらのんびり歩くコースでしょ?」
…だったのですが。

現実は違いました。

足元はずっと
砂+玉砂利。
これがもう、とにかく歩きにくい。

一歩ごとにズルッと沈んで、
全然前に進まないんです。

この時の負担が、あとで
右のすねがつる原因に…
この時はまだ、気づいていませんでした。


巨大すぎる救世主「オークワ」

このときはまだ順調。昼はパエリア、翌日の朝と昼の食料を確保。でもこのあと、計画が崩れます。

ようやくたどり着いたのが、
「スーパーセンターオークワ 南紀店」。
ここ、本当にすごいです。
とにかく広い。何でもある。
ただし…
歩き疲れた状態で入ると、
広さがちょっとした修行になります(笑)


この時のミッションは3つ。

・今食べる昼ごはん
・飲み物(炭酸水+麦茶)
・翌日の朝・昼用のパン

ここまでは順調でした。
問題はこのあとです。

少しずつ体も気持ちも落ち着いていきます。


静かに迫る異変。右脛(すね)に起きた小さくないトラブル

⚡️ ついにその時が。右脛に走る異変

事件は、本当に何気ない一歩からでした。

「あ……なんか変。」

じわじわと、右の脛に違和感が広がっていきます。
そして——

「あー、ツルツル……攣る……!」

一気にくるというより、じわじわと締め付けられるような痛み。
気づいたときには、完全にアウトでした。

ふくらはぎが攣ることはあっても、脛が攣るなんて初めて。
どうやら玉砂利の上でバランスを取ろうとして、前脛骨筋を使いすぎてしまったようです。

とりあえず、手持ちのツムラの漢方68番を服用。

これで落ち着くかと思いきや——

少しすると、またじわじわと違和感が戻ってくる。

「あ、また来る……」
やばいな、これは。

「このままバスに乗ったほうがいいかも……」

そんな考えも頭をよぎります。

それでも、痛みが引いたタイミングを見ては、だましだまし歩く。
止まって、また歩いて——を繰り返しながら、なんとか那智駅に到着。

しかし、ようやくたどり着いたその先で待っていたのは——


13:46、すべてが崩れた瞬間

13:46、すでにこの状態。道の駅なちのお弁当は午前中に完売が基本のようです。完全に読みが甘かった…

この日の作戦はシンプル。
「夕飯は那智駅の“道の駅なち”で買えばいい」
…と思っていました。

そして到着。
のぞいてみると——
何もない。

お弁当、全滅。

あとで時間を見たら、
13時46分。
まだ14時前なのに、完全に売り切れ。

スタッフさんに聞くと、
「お弁当はお昼前にはなくなるよ」
とのこと。

完全に読みが甘かった…。


夕飯なし、時間制限あり

気づけば

・夕飯なし
・脛(すね)はつる
・那智の滝、那智大社の門限は16:30

じわじわと追い詰められる状況。

ここで私たちが選んだのは——

“ある決断”でした。


続きは後編、
「逆転のプランB編」でお届けします!

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