1. 早く着くのは、いちばんのセルフケア
こんにちは、ゼロです。
いよいよ中辺路も最終日。
昨晩は「小口自然の家」に早めに到着。
お風呂に入って、しっかりストレッチして、セルフマッサージまでできました。
この「余裕」が、想像以上に効いていて。
朝起きた瞬間、思わずひとこと。
「あれ?体、軽い」
連日歩いてきたとは思えないほど、スッと動ける感覚でした。
長く歩く旅で一番大事なのは、たぶんこれ。
「早く着いて、しっかり休むこと」
これって地味だけど、いちばん効く“戦略”かもしれません。
2. 校内放送で始まる、ちょっと特別な朝
朝6時15分。
「朝食の準備できました」
館内に流れる校内放送。
この時点で、もうちょっと楽しい(笑)
食堂へ向かうと、そこは海外のハイカーにも対応したビュッフェスタイル。

サラダにスクランブルエッグ、シリアル……と並ぶ中で、
「さて、ご飯と味噌汁を」と思ったら――
ない(笑)
主食はパンでした。

一瞬びっくりしたものの、
久しぶりに食べたレーズンパンが、これがまた美味しい。

こういう“想定外”があるから、旅はやめられません。
3. 少数派ルートへ、本宮大社を目指して

小口から出発するハイカーの多くは那智方面へ。
でも、私たちは逆方向。
本宮大社を目指す、いわば“少数派ルート”です。
学校でいただいた美味しい水道水を水筒に詰めて、出発。
桜茶屋跡、石堂茶屋跡と、淡々と進んでいきます。
それにしても今日の体、ほんとに軽い。
足取りが自然と前に出る。
「歩くって、こんなに気持ちよかったっけ?」と思うくらい。
最終日にして、ようやく“理想の状態”にたどり着いた感じです。
4. ご褒美昼ごはんと、百間ぐらの絶景

小雲取山を越えて、林道出会い付近でお楽しみのお昼。
宿で注文したお弁当を開けると、
焼き鮭、卵焼き、里芋の煮物、そしておにぎり。
そうそう、これこれ(笑)
山で食べるこういうお弁当、どうしてこんなに美味しいんでしょう。
空は晴れ渡り、視界の先には連なる山々。
風も心地よくて、時間がゆっくり流れていきます。

そして、その後に立ち寄った「百間ぐら」。
ここはもう、言葉より景色。
一気に視界が開けて、
これまで歩いてきた時間ごと報われるような、そんな場所でした。
5. ゴールの先にあった、静かな感情

最後の道標「54番」でスタンプ。
次に、まず向かったのは、大斎原の大鳥居。
あの大きな鳥居を前にすると、不思議と気持ちが整う。
そこから熊野本宮大社へ。

「無事に、安全に歩ききることができました」
そう伝えるように、静かに手を合わせました。
達成感、というよりも。
どちらかというと――
「終わってしまったなぁ」という、少しさみしいような気持ち。
でも同時に、確かな充実感もありました。
6. 温泉とビールで締める、最高の最終日

下山後は「十津川温泉 滝の湯」へ。
源泉かけ流しのお湯が、じんわりと体に染みていきます。
「ああ、終わったんだなぁ」と、ここでもしみじみ。
この日の宿は、橿原(かしはら)市の「ビジネス観光ホテル河合」。

ここ、正直かなり良かったです。
リピート確定。
夜は、今回何度もお世話になったスーパー「オークワ」で買い出し。

ビールとお惣菜を並べて、夫婦で乾杯。
派手じゃないけど、こういう締めがいちばんいい。
中辺路、しっかり歩ききりました。


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